お肉のカットの仕方
日本ではお店で薄切り肉がたくさん売られていますが、アメリカの普通のスーパーではあまり見かけません。自宅でスライスされている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、ちょっとした事に気をつけると柔らかい仕上がりになります。ちなみに我が家にはスライサーがありません。。。以前お手頃価格の物を買ってすぐに壊してしまったので、良いものをと思っているのですが。。。スライサーがなくてもまぁまぁ薄切りになります!もちろんスライサーの方がもっと薄くなりますが。
ポイントは三つです。
- 半解凍状態で切る
- 繊維の方向を見極める
- 繊維を断つように、繊維を垂直方向に切る
これだけ!これを注意すると柔らかなスライスお肉になります。
まずは、わかりやすいフィレ肉で。これはバタフライカットと呼ばれる部分なので最初から真ん中に切れ目が入っています。
矢印の方向に繊維が入っているのがわかります。
なのでその繊維(白い矢印)と直角(赤い線)の方向に包丁を当てスライスしていきます。
次はちょっとわかりづらい、ラウンドローストという部位。パッケージによりますが、こんな風に上から見てもイマイチ繊維がわからない場合があります。
こんな場合はとりあえず適当な所(今回は青い線)でカットしてみます。
すると切り口がこんな感じに。横から見ると繊維の走っている方向がわかります。
切った部分を横に倒し、繊維(白い矢印)を断ち切るように赤い線でカットします。
こんな感じです。
ちょっと厚いですが(笑)こんな感じで切れました。解凍するともう少し薄くなります。
切れ味の良い包丁を使うともっと薄く切ることができます。また、大きなまな板を使うこともポイントの一つです。お肉全体がきちんと置けるようなまな板を使うと切りやすいです。ぜひお試しください!