The H Farmの焼き肉用ビーフ
アメリカでも都会では日本風や韓国風の焼肉屋さんがあったりしますが、普通の場所ではなかなかお目にかかれません。ご近所に焼肉屋さんがあったとしても、自宅でゆっくり焼き肉もいいですよね〜。
The H Farmでは焼き肉用の部位も販売しています。色々な部位がありますので、ぜひ色々試してみてください!
スライスの方法
まずはスライスの方法です。スライサーを持っている方は大きな塊肉はスライサーでカットするのも良い方法です。比較的小さなカットは包丁でスライスした方が楽だと思います。
スライスする時に繊維を断ち切るように切ると食感が柔らかくなるので食べやすくなります。
これはフランクステーキですが白い線のところが繊維です。これを断ち切るようにスライスします。
赤い線のようにスライスします。
こういう感じに削ぐように斜めにスライスすると、包丁でも薄くスライスしやすいです。また冷蔵庫から出してすぐカットする方が、肉が冷えて引き締まっているので薄くスライスしやすいです。
焼肉の部位
-
Top (Chuck) Blade Steak / みすじ (3cm厚スライス)
肩甲骨の上側で、一頭からわずか3kg程しか取れない希少部位。焼肉の定番で、塩でよし、たれでよし。肉質は柔らかく濃いお味が楽しめます。
センターにある硬い筋を取り除いてさっと焼いてください。 -
Flat Iron Steak /フラットアイアンステーキ
みすじと同じ部分を違う方向にカットしたもの。筋が入らないようにカットされているので、このままでも美味しく召し上がっていただけます。スライスもしやすいです。 -
Mock Tender / トウガラシ
ローストにもいいお肉ですが焼肉にしても美味しいです。肉質はきめがやや粗く筋がありますが、赤身のうま味が強いお肉です。筋は最初に取り除き薄くスライスしてさっと炙ると最高です! -
Skirt Steak, Inside / ハラミ (横隔膜・腹部)
横隔膜の筋肉の一部であるハラミ。肉の味が濃くて旨味たっぷりのお肉です。加熱しても固くなりづらく、ほどよく弾力がありながらもやわらかい食感です。肉の旨みが強いので濃い味のタレと合わせてもお肉の味が引き立ちます。
下の写真のように丸めてパックされている場合もありますが、パックから出すと上の写真のようになります -
Hanging Tender / サガリ (横隔膜・背中側)
はらみと同様に横隔膜についている肉ですが、サガリの方が脂が少なくあっさりした味わいです。じっくり焼くことで肉の甘みが出てきます。 -
Sirloin (Tri-tip) Roast/とも三角・ヒウチ
トモサンカクは、牛の部位としてはもも肉にあたります。脂と赤身のバランスが良く、やわらかな肉質です。焼肉は薄切りにして両面軽くあぶる程度がおすすめ。
-
Flank Steak /ともバラ・ササミ
牛肉のほとんどを占めているバラ肉の中で、おなかに近いあばら肉の一部がフランクと呼ばれます。バラ肉ではありますが脂身が少ない部位で比較的あっさりしています。スライスして焼肉に、角切りでサイコロステーキに、細切りで炒め物に。どんな料理にとも相性がいい部位です。
-
Toungue/牛タン(仕入れ分)
焼肉では外せない牛タン。半解凍した状態で皮を削ぐように剥いてスライスしてください。焼肉には脂がのっていて柔らかいタン元がおすすめです。タン先は煮込みなどに向いています。
*こちらは食肉加工業者から仕入れたタンになります*
-
Heart /ハツ (心臓)
心臓を半分に切ってカットしてパックしてあります。筋繊維が細かいため歯切れはやさしく、サクッとした食感です。あまり焼き過ぎず、表面に軽く焼き色が付き、中央にピンク色が残っているぐらいで食べるのがおすすめ。
下処理は水を溜めたボウルの中で肉についている薄皮、脂、血管などを取り除き、水を換えて冷水にしばらくさらします。その後水気を拭いてからスライスしてください。 -
Liver /レバー
健康で新鮮な牛のレバー。スライスされているので一口サイズにカットして焼肉にします。高温で加熱するとボソボソした食感になってしまうので、鉄板の端の方で優しく加熱してください。焼いた面全体の色が変わり、一部に焼き色がついたらひっくり返します。最初に両面にごま油をつけておくと、鉄板にこびりつかずに綺麗に焼けます。
下処理は水を溜めたボウルにしばらくさらして、その後水気を拭きスライスします。水は2-3回換えた方が臭みが取れます。臭みが特に気になる方は牛乳にさらすとさらに臭みが取れます。